新年早々、お詫びと弁明・報告など。

 ご無沙汰しております。トクヴィルたんです。新年明けましておめでとうございます。昨年中、わたしは色々なひとたちから支えられて様々な学びを得ました。特にしょっちゅう家に押しかけて諸々の経綸問答をした南海先生、法哲学や政治哲学の問題について常に鋭いアンテナ活かして問答を投げかけてくれ、ともに勉強した時間の長かった攻究会の後輩の髙橋君や宮川君あたりには色々と刺激を貰うことができました。 しかし、実は昨年12月アタマから私は心身の調子に異常をきたしておりました。きっかけはちょっとしたことだったのですが、信頼していた目上の人から自分の理解できない形での拒否的反応を受けたことをキッカケとして文字通りすっかり狂ってしまいました。今回はその顛末と、いまの状況について取り留めなく書いていこうと思っています。

 

 夜、寝る前にカーっとアタマに血が上る感覚に苛まれ、その後30分もするとまったくの虚無の精神状態がくる。床についても3時間くらい経てば、寒いはずなのに額に汗をかいて起きてしまう。そのまま寝直しても2時間と眠ることができない。メシを食おうにも松屋の味噌汁付き牛丼並盛が食べ切れない。自分で作るかと思って調理をするが、出来上がる事には食欲が失せて食べる気がしないなど。他にも、突然吐き気が襲ってきたり、まったく根拠のない不安に襲われて居ても立っても居られなくなったり(南海先生の家で過ごしている時、突然電気ストーブの火の用心が気になって終電後にタクシーで帰宅したりした)、今から考えてみれば明らかに異常な精神状態だったようです。

 

 年末になり、幾らか諸症状が寛解しマトモに寝られる日も増えました。恒例の年末鉄道旅行は伊勢路紀州路の小旅行とし、ごく短いコンパクトな旅程でしたが紀勢本線の完乗も果たすことができました。友人にも会い、久々の乗り鉄アクティビティに完全に心身の体調も回復するだろう!と期待していたのですが……

 

 思ったほどではありませんでした。実家で向かう帰路、名古屋を出たあたりで急速に体調が12月アタマのそれと同じくらい悪化してしまい、止む無く浜松から新幹線に乗りました。その後も座ってるだけでしんどく、大晦日の22時頃に実家に着いた後はひたすら横臥している状況で、昨晩ようやく大晦日ぶりに外に出たような感じです。正直、月曜から平常アクティビティに戻るだけの快復は出来ていませんが、しかし完全に何もやらずに居るというのは僕にとって無理です。というか多分その選択は諸々を悪化させるでしょう。

 

 てなわけで、新年早々にもかかわらず普段どおりの生産性は期待できないところなのですが、何事もベストエフォートで最終的な帰結が最早になるべく行動していきますので、周りの皆さんは暖かく、お節介に見守っていただけますと幸いです。

 重ねて言うのですが、いま関わっている諸々について「休みたい」とか、「連絡をしてくれるな」ということではありません。そうではなくて、少々スピードが落ち、要領を得ないご迷惑についてご容赦頂きたいのです。もっというと、健常な僕が気合と体力で押し切っていたような力技が中々できなくなると思います。そうなると経済的なコスト増を甘受いただいき、テクノロジを使ってなんとかしていくことになるでしょう。ご不便をお掛けしますがどうぞ宜しくお願いします。

 

【追伸】

こんな調子で忘年会にも中々出られず寂しい年末でしたので、大小の新年宴のお誘いもお待ちしています。